クーラー病

・クーラー病とは？

夏を迎えると、クーラー病になる人が急増。

暑さ対策のためには、熱中症にだけ気を付けるのではなく、クーラー病についても知る必要があります。

クーラー病とは、どんな症状で、なにに気を付ける必要があるのか。

まず、クーラー病という名前は正しい病名でなく造語です。

冷房が効いた場所に長い時間いた後に、暑い外にでるなど気温差が激しい場所を出たり入ったりしたときに起こる

体調不良のことを冷房病、クーラー病と呼んでいます。

人間の体には、環境適応能力が備わっています。

気温が高い夏は体内で起こる熱を抑制して、熱を逃がしやすくする体質へと変化します。

(毛細血管を広げ、放熱しやすくすることで体温を下げようとする)

ところが、エアコンによる環境の変化で、体温調整能力に変調が起こってしまい、自律神経失調へと繋がってしまいます。

冷房の効いた環境に長くいると、熱が必要以上に逃げてしまい、著しい温度差で自律神経のバランスが崩れるのです。

自律神経は、発汗や体温調整のコントロールをしているため、バランスが崩れると色々な症状を引き起こしてしまいます。

頭痛、肩こり、だるさ、足腰の冷えなどの身体の変調をクーラー病と呼んでいるのです。

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